大きすぎる犠牲:人類が払う代償に照らした核兵器の再考

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この電子書籍版では、核兵器がもたらす人道上の悲劇に焦点を当てています。広島と長崎に原爆が投下された1945年以降、世界はそうした悲劇を知ることとなりました。しかし多くの人が、時間の経過とともに、核兵器の影響を人道的見地から検証することをしなくなりました。そうした流れとは逆に、限定的な核戦争であっても人体や環境が被る影響について、以前よりも多くのことが解明されました。赤十字国際委員会 (ICRC) や他団体の研究によれば、再び核兵器が使用された場合に、多くの国々や国際レベルにおいて人道的に対応する能力が不足することも明らかになりました。

本編では、原爆投下直後の写真やパノラマ写真、存命する被ばく者の方々の証言もご覧いただけます。日本赤十字社とICRCが当時どのように被ばく者を支えたか、また、現在も被ばく者に寄り添う日本赤十字社の活動も紹介。さらには、国際赤十字・赤新月運動(赤十字運動)全体としての見解も提示します。

1945年以来、武力紛争に核兵器は使用されていませんが、意図的または偶発的な核爆発は、現存する脅威です。国際人道法 における核兵器の定義をはじめとして、核兵器に関する議論が抑止力や軍事戦略の論点から核兵器の使用がもたらす深刻で長期にわたる人道上許されざる被害へ重点が移行した経緯を説明します。結びは、当時国際赤十字・赤新月社連盟会長で日本赤十字社所長だった近衞忠煇ならびに広島・長崎原爆投下の70周年式典に参加するため2016年に来日した ペーター・マウラー ICRC総裁へのインタビューとなっています。



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